大阪国際女子マラソン:前田穂南が日本新記録を樹立!パリ五輪へ大きく前進

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前田穂南「2時間18分58秒」で日本新記録

2024年1月28日に開催された第43回大阪国際女子マラソンで、天満屋所属の前田穂南2時間18分58秒の日本新記録で優勝しました。この走りにより、前田選手はパリ五輪女子マラソン代表の最終枠に大きく前進することができました。以下、前田選手の情報、MGCファイナルチャレンジの概要、及び今後の日程について紹介します。

前田 穂南のプロフィールと成績

前田選手のプロフィールと主な成績は以下の通りです。

前田 穂南のプロフィールと成績

生年月日:1996年7月17日生まれ
出身地:兵庫県尼崎市
所属:天満屋
自己ベスト:2時間22分32秒(大会前)
主な成績:
2017年北海道マラソン 優勝
2019年のマラソングランドチャンピオンシップ 優勝
2021年東京オリンピック 33位

MGCファイナルチャレンジの概要

パリ五輪女子マラソンのMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジは、オリンピック代表の最後の枠を獲得するためのシリーズです。このシリーズに含まれる大会では、2時間21分41秒の設定記録録を達成し、日本人最上位でゴールした選手が、パリ五輪代表に選ばれる可能性があります。対象大会は、大阪国際女子マラソン名古屋ウィメンズマラソンの2大会です。

STEP
MGCチャレンジ

2021年11月1日~2023年5月31日

指定大会で、日本人順位及び記録を満たした選手がMGCへの出場権を獲得します。

STEP
MGC:マラソングランドチャンピオンシップ(女子)

2023年

10.15 マラソングランドチャンピオンシップ

日本代表への内定条件

  • 優勝者及び2位がオリンピック日本代表内定。【2枠】
  • 3位の選手は、MGCファイナルチャレンジの結果による。

大会結果

  • 優勝鈴木優花(パリ五輪代表内定)
  • 2位:一山麻緒(パリ五輪代表内定)
  • 3位: 細田あい
STEP
MGCファイナルチャレンジ

日本代表への内定条件

  • 設定記録「2時間21分41秒」を切ること。
  • 各大会日本人最上位でゴールした選手。
  • 2大会ともに条件をクリアした選手がいる場合、記録が早い選手を選出。
  • 条件をクリアできる選手がいない場合、MGC3位の選手が代表に内定

2024年

  1. 01.28 第43回大阪国際女子マラソン大会

大会結果

  • 2位(日本人最上位)前田穂南 2時間18分58秒(日本新記録)
  1. 03.10 名古屋ウィメンズマラソン2024

大阪国際女子マラソン大会で前田選手が、2時間18分58秒の記録を残したため、この記録を超えることがオリンピック代表への条件になります。

STEP
パリオリンピック

2024年

08.11 パリオリンピック2024
パリ五輪女子マラソンは、日本人選手3名が参加して実施されます。

パリオリンピックへの残り1枠

大阪国際マラソンを終え、衝撃的な日本新記録を樹立した前田穂南選手が、選考レースで大きくリードを築きました。3月に行われる名古屋ウィメンズマラソンに出場する選手たちは、前田選手の日本記録を更新する必要があり、そのためには序盤からかなりのハイペースでレースを進める必要があります。8月に開催されるパリオリンピックの舞台に立つのは誰か、約1ヶ月後に明らかになります。

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